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MFT(口腔筋機能療法)とはどんな療法?

矯正治療を成功させるためにMFT(口腔筋機能療法)に取り組むことを提案している歯科クリニックがあります。こちらではMFT(口腔筋機能療法)について紹介していきます。

MFT(口腔筋機能療法)とは?

MFT(口腔筋機能療法)とはOral Myofunctional Therapyの略称です。歯並びに関する筋肉の動きを整え、口腔の周りにある筋肉のバランスを調節することで「食事(食べる・飲む)」「発音」「呼吸」「舌・口唇の位置」などをより良い状態に近づける治療を行います。矯正治療を行った後であれば、正しい歯並びの状態を維持することにもつながります。

筋肉のバランスに偏りがある状態で矯正治療を行うと治療期間が長くなってしまったり治療後に歯が少しずつ動いてしまったりする場合があります。そのため、矯正治療と一緒に行うことが多いです。
長い間続けてきた癖を直すことになるので、半年から長ければ2~3年かけて治療を行っていきます。

口腔筋機能が衰える原因とは

食べる機能が十分に発達していない

後天的に発達する食べる機能は生後・成長期における食事の内容が影響すると言われています。よく噛むことでこの機能は発達するので、柔らかいものばかり食べていると十分に顎で噛んで食べる機能が発達できていない場合があります。近年、柔らかい食べ物が増えていることも関連していると言われています。

口呼吸をしている

慢性的な鼻炎で鼻呼吸ができない状態が長くなってしまうと、口呼吸することが多くなってしまいます。口呼吸を続けることで顔面の筋肉や骨格やかみ合わせに悪い影響を与える場合があります。歯肉炎を起こしてしまったり風邪やインフルエンザにかかるリスクが高まったりする可能性があるので注意が必要です。

指しゃぶりなどの口腔習癖

多くの子供がやってしまう生理的な癖として指しゃぶりがあります。この指しゃぶりをはじめとした口腔習癖を続けてしまうと永久歯になってからも癖が抜けない状態が続くと口の周りの筋肉に悪い影響を与えてしまい、噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。

口腔内の筋肉の機能が衰えるとどうなのか

食べたり飲みこんだり会話する時の筋肉の動きが良くない場合は、食事中にくちゃくちゃ音を立てて食べてしまったり思考が溜まりやすかったり会話時の滑舌が悪くなってしまうこともあります。また、歯肉炎につながってしまったり矯正治療を行った後場合には矯正治療の前の状態に近づいてしまったりすることもあるので注意が必要です。

MFT(口腔筋機能療法)を受けるメリットとは?

自然と歯並びが整う

MFTを行うと口腔周囲の筋肉がバランスよく働くようになります。そのため、自然と歯並びが整っていくように導けることもあります。基本的にはMFTは口腔筋に関する治療となるため、基本的には矯正治療と一緒に行うことになります。

歯並びが乱れにくくなる

MFTでは、舌や口唇・頬といった口腔・顔の筋肉を鍛えていくことで筋肉のバランスを整えます。これにより口腔周囲の筋肉のバランスが崩れて歯並びが悪くなってしまうことや矯正治療後に歯がずれてしまうリスクを避けやすくなります。矯正治療を行う前の検査の結果に合わせて矯正治療と並行して行ったり、先にMFT治療から行ったりします。

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